19世紀　チェコ　ボヘミアンガラス　銅赤カット　鹿文　グラヴィール になります。 祖母のコレクションになります。 当時百貨店にて価格40万前後での購入のお品になります。 グラヴィール技法にて 毛先筋肉まで詳細に彫られた鹿はお見事です。 状態、経年にしては総じて大変良好です。 出品物は150年程経過したアンティークの御品となります。 経年経過による古色、擦れや先天的な窯傷等・常識の範疇における存在につきましては予め了承下さい。 銅赤について・・・ ガラス原料の中に入っている酸化リチウムと、銅や銀のイオンとを置換して、ガラスの表面を赤や黄色に着色するハイテクニックが、19世紀前半のボヘミアで開発された。この技法は、ガラスにカットやグラヴィール彫刻を施した部分にも着色でき、着色した部分を簡単に削り取ることもできるので、カメオ・グラスのような大変に手間のかかる技法に比べると、極めて便利な着彩法であった。そのため19世紀に入ると、ボヘミアン・グラスの装飾には、このイオン交換着彩法によるものが多くなる。この香水瓶は、イオン交換によって表面に銅赤色を着色し、更にエッチングという酸腐食法によって、銅赤部分を削り落とし、草花人物文様を残して赤色の文様とした典型例である。 サイズ・・・ 高さ100mm 幅65mm 奥行き65mm 程になります。 ※基本的に当方出品の商品は全て出品にあたり簡易クリーニング含めたメンテナンス済みです。 ※基本的に年代物の商品を取り扱っておりますので、細かい傷や汚れはあるかと思います。 また、目立つような傷や破損以外につきましては、お伝えしている範囲外もある場合もあるかと思いますがご理解の上でご購入いただければと思います。 ※二次流通品になりますので商品全て、やや傷や汚れありに設定しております。 ※繊細な状態は画像にて御判断いただければと思います。 ※輸送時の不具合等の対応は致しかねますので御了承下さい。 発送の際、ダンボール及び梱包材はリサイクルした物を使用させて頂き丁寧に梱包させていただきます。 よろしくお願致しますm(_ _)m